ベルリン熊のなかのひと解答編

今日は土曜日。
晴天の下で、研究室の学生たちのソフトボールの紅白戦に混ぜてもらってきました。
打撃好調でいい気になって守備は穴。たったひとつのファインプレーで大はしゃぎ。
と、まぁちょっと人にほめられない遊びかたで日々の少ないストレスを発散して
そこから先はようやくおうちにこもって孤独作業に入りました。


これまで腕を組んで眺めているのみだった壁に突撃しようと画策中なのです。
締め切りまでの準備期間も十分だし、
今年こそはよい材料があるので勝算は高いつもり。
ただこれまでの経験上、実際に突撃準備に没頭できる時間がどれだけとれるかわからないので、早々にスタートを切ってみました。


学生と向き合うのが良い先生なのだという声と、
背中で語るのが良いリーダーなのだという美意識と、
そこらへんいろいろな考え方があり、いろいろ迷いもあるのですが、
僕には僕独自のキャラがあるし歴史があるしタイミングがあるし、
僕のいる場所が場所としてもっている独自のポテンシャルがあるわけだし、
学生も各人の人生のさまざまな部分をそれぞれ持ち寄ってきていてさまざまだし、
こうすればいつでもうまくいくという方法があるわけありません。
僕はそろそろ処方箋を探すのはやめました。


鼻の向く方向へ突っ走り、疲れたらそのまま転んで休み、休んだらまた走る。
単純な人間は、単純な人生を歩むのが正解なのです。

父は幼児期の僕を「一直線ボーイ」と呼びました。
その世界にただ帰ってきただけの話です。


先日のベルリン熊のなかの人の後ろ姿の写真(http://d.hatena.ne.jp/shige-o/20070422/p1)は誰よりも僕にとって本当にお気に入りでした。

その解答編をお送りします。