google における Web2.0
google の軍門に降ってみた。
gmail に申し込み、google パーソナライズドホームにもろもろのツールを貼り付けカスタマイズしてみた。
google calender にスケジュールを書き込んでみた。
必要な URL のブックマークをひととおり書き込んでみた。
ブラウザだけあればどこでもひととおりの事務仕事ならばほぼ満足にできるようになってしまった。
こうなってみると、出張中もノートパソコンを無線LANに繋げられさえすればほとんど変わりはない。
んでふと gmail の画面を見てみると、
その横のほうに広告がひっそりと表示されている。
- 論文作成支援
- 美しい論文を安く、早く
- 投稿論文の英文校正および翻訳
- 研究者対象の校正サービス
- 大学・研究所の論文翻訳
うぉう! これが google の収益モデルの最右翼 であるところの google アドセンスというやつか。
ユーザーに関連しそうな広告をメールの内容から自動的に選択して表示しているのだな。
gmail の 2 GB ものデータ領域を無料で提供できる理由はこれか。
いろんな感慨が同時に生じたが、
僕は google のやりかたについてほとんど否定的な感情を持っていない。
「便利」を無料提供する裏で、ユーザーに非難されないギリギリの量だけ上手に情報をカスめ取って利益に結びつけるエレガントなビジネスモデルに、感心するばかりだ。
進歩は止まらない。それに乗っかってゆくことは僕にとっては基本的には快感である。
ただ、この力が僕らをどこに連れてゆくのか、
頭の片隅でほんのカケラほどの不安があってその正体が分からずにいる。
もっともっともっと考えておいたほうがよさそうだ。